あいらぶゆー2

「ハイ…。友達と男の人引っかけて、奢らせて…お金だけ先に貰って、ホテルに連れ込んでから逃げてました。


あの頃は遊び半分でやってて…悪いなんて思ったコトなかった。毎日がスリルの連続で…楽しかった。


でも結局親にバレて…、最終的に家を追い出されました。


うちは、両親共厳しくって、高校生卒業したら、お金はやるから頼むから出てってくれって…頭下げられて…」


舞の目から、ホロリと涙が零れる。


「…そっか。じゃあもう時効だな。親も、娘が可愛くないワケねーじゃん」


「…ダメなんです。勘当されちゃったから、もううちに戻ろうとも思いません。ただ…、あの子も私と同じ道を歩むのは…可哀想だなって思って」