「危ねぇな…。大丈夫?」


「ふぁ~い。優羽吾くん…男らしくなったよねぇ。私のコト支えられるなんてぇ~」


みうは、ぷぷっと笑うとさっさと助手席に座りカバンを後部座席に放り投げる。


…みうぐらい支えられるっつの。昔そんな貧弱だったか?オレ。


そりゃ…愛斗と比べると、アクも男らしさもなかったけどさぁ。


…みうを想う気持ちは、今でも負けないと思う。


今日会って…その想いが確信に変わった。