「みうの食べっぷり、いいね。オレも食欲すすむよ」


「えっ、何か食い意地はってるみたいで嫌なんだけど~」


「そういう意味じゃないって。今爺ちゃんと一緒に住んでるからさ、目の前で美味そうに食べる人もいないし。


飯作っても自分の為だし、なんだかなぁ~と思ってさ」


オレがそう言うと、みうは大きな目を、更に大きく見開く。


「えっと…彼女とかは?優羽吾くん料理上手いし、イケメンだし、若いし。島の人気者でしょ!?女がほっとかないよねぇ~!」