昨日…愛斗からの留守電を聞いた後


朱兎の横でボーッとしていた。


数時間ずっとそうしていたけど…


何も知らず、静かに眠る朱兎を


置いて帰ったのは


…私。





留守電を聞いて…


頭の中で繰り返される
甘い響きに…


涙が出そうになった。


私は…


朱兎を利用してた。