「月ちゃんは月ちゃん、この世に一人しかいない素敵なレディ。今のままで、そのままでいいのよ。体求められて、断り、それで来なくなるお客様は、例え体許しても、そう長くは続かないものよ。そらぁ、ホステスと言えど、色んな仕事のやり方があるわ。体を武器に働く子もいれば、三枚目を売りにして徹底的に笑いを提供する子もいる。 あなたの武器は…誠意と優しい人柄なんだから大丈夫よ。そのままいきなさい。月ちゃんの肌が…例えば病気じゃなく健康な肌でも、私は同じ事、あなたに言ってましたよ」

「ママ…ありがとうございます。私気持ち入れ直して頑張ります」