レンアイ思想


「あ、アヤさ・・・」



アキラ君の言葉を聞かず、私はアキラ君のバッグを奪い取った。


中には、水着と、まだ開けられていない洋楽のCDが入っている。



やっぱり・・・



「アキラ君・・・駄目だよ・・・」




私は小声で言い、CDを元の棚に戻した。


アキラ君は俯いて、すまなそうな表情のまま、私についてきた。



CDショップを出て、やっとアキラ君が口を開いた。



「すんません・・・金欠で・・・」




金欠・・・?



金欠なんて理由にならんがな