レンアイ思想


「本当に、ありがとうございます。アヤさん」



アキラ君はペコッとお辞儀した。


「いやいや、私の方がお礼したいくらい。今日は楽しかった!ありがとう」


私もアキラ君のマネをして、ペコッとお辞儀した。



もう、本当に会えないかも・・・。



また、さっきの悲しさがよみがえって来た。


言うタイミング、逃したからなぁ・・・。



私は一人で笑いそうになった。


なんで肝心な時に、言葉が出ないんだろう・・・。




情けない、情けない。


私は自分に呆れて、車に乗ろうとした。