「誰から?」


と羽月が覗き込む。


「空くんからだよ!」


「なんだって?」


「ちょっとまってぇ♪今から音読するから!」


そう言って私は受信ボックスを開いた。


「読みまーす!今週の日曜日あいてる?もしよかったら遊園地にでも行かない?」


「美奈!それってデートじゃん!」


「だねだね♪やったぁ☆返信しなきゃ!!」