私は羽月に昨日あったことを一部始終話した。


「観覧車でとか、ロマンチックじゃん♪」


「でしょでしょ!思い出すだけで顔が熱く…(笑)」


「まぁキスだけだけどね(笑)」


「うるさいっ!でもいいもん!」


「はいはい。じゃあ時間だからクラス戻るよ。」


「あらら…時間は早いね(笑)」


そう。


私は話に夢中になりすぎてわからなかったみたいだけど、学校についていたみたいだった。


「じゃあまた帰りね♪」


「うん!あとでね〜♪」


「はいは〜い!」


そう言い残して羽月は人混みの中に消えていった。