『わ、悪い怒鳴って。あまりにも見当違いなこと言うからつい…』
「そ、そう?」
見当違い?ああっもうさっぱりわかんない。
頭の中クエスチョンマークだらけな私に気づいたんだと思う。昇が真剣な顔して口を開いた。
『俺はヤらせてくれるからって理由で美鈴に告ったんじゃない』
「………え?」
それって……。
『俺は徹也と美鈴が付き合う前から美鈴のこといいなって気になってた』
えぇっ!!?
『美鈴覚えてないかもしれないけど、入学したての頃、体育で怪我した俺の手当てしてくれたんだ』
覚えてる。あの日は朝から生理痛がひどくて我慢できずに保健室に行った。
痛み止めをもらって飲んで。効いてくるまでベッドに寝ててと保健の先生に言われて休んでたんだよね。
しっかりと寝て、目が覚めた頃には生理痛も落ち着いてて、そろそろ教室へ戻ろうってベッドから降りた所に、昇が来たんだ。
運悪く保健の先生は席を外してて。
そしたら昇、消毒もしないまま泥のついた傷口に絆創膏貼ろうとするから、慌てて止めて先生の代わりに処置してあげたんだっけ。
「そ、そう?」
見当違い?ああっもうさっぱりわかんない。
頭の中クエスチョンマークだらけな私に気づいたんだと思う。昇が真剣な顔して口を開いた。
『俺はヤらせてくれるからって理由で美鈴に告ったんじゃない』
「………え?」
それって……。
『俺は徹也と美鈴が付き合う前から美鈴のこといいなって気になってた』
えぇっ!!?
『美鈴覚えてないかもしれないけど、入学したての頃、体育で怪我した俺の手当てしてくれたんだ』
覚えてる。あの日は朝から生理痛がひどくて我慢できずに保健室に行った。
痛み止めをもらって飲んで。効いてくるまでベッドに寝ててと保健の先生に言われて休んでたんだよね。
しっかりと寝て、目が覚めた頃には生理痛も落ち着いてて、そろそろ教室へ戻ろうってベッドから降りた所に、昇が来たんだ。
運悪く保健の先生は席を外してて。
そしたら昇、消毒もしないまま泥のついた傷口に絆創膏貼ろうとするから、慌てて止めて先生の代わりに処置してあげたんだっけ。

