『久しぶり…。原田に美鈴が教室にいるって聞いてさ』
「あ、そう…なんだ」
照れくさそうにこめかみあたりをポリポリとかきながら言うその姿はTシャツにハープパンツという部活してましたという格好で。
そういえばバスケ部員だったっけとボンヤリと思い出す。
ーーしかし。
「えと、部活は?何で…」
ここに来たの?と直接は何となく聞きずらくて言葉を濁したら。
『ごめん、俺と2人きりはまずいよな?美鈴カレシいるもんな』
そんな私にこちらに歩み寄ってた足をピタリと止めて言う。
まずい?まずいっつうか気まずいっつうの!
わかってるならここから去って欲しい。
今、ここにいるのは前の前のカレシの昇だ。
忘れもしない。
私がHを拒否したら
“徹也とはヤれてどうして俺とはダメなんだよ”って半ギレして。
いくら私が昇の前に付き合ってた徹也とは、Hなんてしてないって言っても聞く耳持たずでダメになった相手だ。
気まずいのも当たり前でしょうが。
ホントに何しに来たの?
「あ、そう…なんだ」
照れくさそうにこめかみあたりをポリポリとかきながら言うその姿はTシャツにハープパンツという部活してましたという格好で。
そういえばバスケ部員だったっけとボンヤリと思い出す。
ーーしかし。
「えと、部活は?何で…」
ここに来たの?と直接は何となく聞きずらくて言葉を濁したら。
『ごめん、俺と2人きりはまずいよな?美鈴カレシいるもんな』
そんな私にこちらに歩み寄ってた足をピタリと止めて言う。
まずい?まずいっつうか気まずいっつうの!
わかってるならここから去って欲しい。
今、ここにいるのは前の前のカレシの昇だ。
忘れもしない。
私がHを拒否したら
“徹也とはヤれてどうして俺とはダメなんだよ”って半ギレして。
いくら私が昇の前に付き合ってた徹也とは、Hなんてしてないって言っても聞く耳持たずでダメになった相手だ。
気まずいのも当たり前でしょうが。
ホントに何しに来たの?

