「えぇ?何このwhatって?どうして文の真ん中にあるの?コレどうやって訳せばいいの?」
辞書と教科書を交互に見比べて早1時間。
私のやる気はへし折られる寸前までになっていた。
わからない単語は最初に全部調べた。
それで、いざ訳すぞ!と意気込んでみたものの、冒頭から一文が3列もある長文に頭の中は混乱状態だ。
短い文なら意味の通じる訳が出来る。
でも長い文になるとアウト。どこで区切ればいいのか、そもそも句読点代わりの「,」も「.」もないのに勝手に区切っちゃダメ…だよね?
「〜〜っ。もうどう手をつけていいのかわかんないし!!誰か教えてよ〜」
『どこがわかんない?俺でよければ教えるよ』
ビクゥッ!!!
1人のはずの教室で、答えなんかくるはずないって知った上で叫んだのに、後ろから予想外に返答があって体が跳ね上がった。
「…あ、」
跳ねた反動で後ろを振り返るとそこには意外な人物の姿があって驚く。
辞書と教科書を交互に見比べて早1時間。
私のやる気はへし折られる寸前までになっていた。
わからない単語は最初に全部調べた。
それで、いざ訳すぞ!と意気込んでみたものの、冒頭から一文が3列もある長文に頭の中は混乱状態だ。
短い文なら意味の通じる訳が出来る。
でも長い文になるとアウト。どこで区切ればいいのか、そもそも句読点代わりの「,」も「.」もないのに勝手に区切っちゃダメ…だよね?
「〜〜っ。もうどう手をつけていいのかわかんないし!!誰か教えてよ〜」
『どこがわかんない?俺でよければ教えるよ』
ビクゥッ!!!
1人のはずの教室で、答えなんかくるはずないって知った上で叫んだのに、後ろから予想外に返答があって体が跳ね上がった。
「…あ、」
跳ねた反動で後ろを振り返るとそこには意外な人物の姿があって驚く。

