廊下では、また、警察官が、イスにうなだれて寝ていた。 「これじゃ、意味ないな・・・」 サブがその様子を見て、つぶやく。 「昨日もですよ。」 私も、その警察官を見て文句を言う。 私とサブが、間近で話しているにも関わらず、警察官は、目を覚ます様子はなかった。 「入ろう。」 サブの後から、私は、真木ヒナタの病室に入っていった。