「お前…俺が女とキスするところを見ただろ?」
「え?ええ?」
獲物を追い詰めるように、じわじわと奈美を追い詰める。
「なんでそれを見て、俺と会わなくなるんだ?」
「う…。そ、そんなとこ見てないよ?」
まだしらをきるか。
「嘘付け。義人から聞いた」
そう言うと、奈美は口の中でなにか悪態をついていた。まあ、義人には可哀想だが、後から制裁を受けてくれ。
そんな非道な考えを抱きつつ、
「ん?言ってみろ」
と今度は優しく問いかける。飴とムチの要領だ。
そしてやっと奈美は観念した。
「おおおお兄ちゃんが好きだったの!!!」
「え?ええ?」
獲物を追い詰めるように、じわじわと奈美を追い詰める。
「なんでそれを見て、俺と会わなくなるんだ?」
「う…。そ、そんなとこ見てないよ?」
まだしらをきるか。
「嘘付け。義人から聞いた」
そう言うと、奈美は口の中でなにか悪態をついていた。まあ、義人には可哀想だが、後から制裁を受けてくれ。
そんな非道な考えを抱きつつ、
「ん?言ってみろ」
と今度は優しく問いかける。飴とムチの要領だ。
そしてやっと奈美は観念した。
「おおおお兄ちゃんが好きだったの!!!」


