「あの、ね…」 「うん」 「今日…朝さ…蒼太に資料室に連れてかれたんだ…」 あたしは俯きながら話しはじめた 結子は黙って聞いてくれていた あたしは朝のことを話すと朝流し終えたはず涙が目尻に溜まるのを感じた 「花梨……」 (やっぱり花梨はまだ蒼太先輩が好きなんだね でなきゃこんなに声が震えるはずがないもん でも…蒼太先輩は?) 結子は蒼太の気持ちがいまいちつかめない、目の前の親友は泣いてしまいそうなくらいに蒼太を想っている 一年間程離れていても