「…はよ」

 「花梨っ!目真っ赤よ?」


朝起きてリビングに行くとパパは新聞広げながらお茶を飲んでいた


ママの言うとおり昨日の夜よく寝られなかった



お風呂から上がっても、寝ようとベッドに転がっても


蒼太からはメールと着信


あたしは無視していたんだけど、結局蒼太のことばかり考えていた


関係ないはずなのに


あたしには関係ないはずなのに…