看護士さんはあたしの肩をぽんと一度叩いてベッドの整備を始めた あたしが涙をふき終わった時にはもう・・・・ 俊季くんはいなかった 先生が遺体室に運んだと看護士さんは言った 「悠里ちゃん」 あたしはなにもこたえず首だけを看護士さんにむけた 「これあなた宛てよ」 それは《悠里へ》と書いてある手紙だった あたしは中を開け手紙を取り出した