「おはよ…」 あたしは、朝、教室で 楽しそうにしゃべっている アサミンとあんこチャンに 挨拶をした。 『みやちゃん!?』 『雅ッ?!』 2人とも大きな声を出して あたしを見た。 『何その目は…』 あたしの顔を見て言うのだった。 それもそーだ。 あたしの目は 真っ赤で、 マブタはふっくらと 腫れていた。 いつも二重の目は 一重になっていた。