「おまたせ!!!」

 『え?!』



 校門に着いた瞬間…

 あさみんは、驚きの声をあげた。



 「あさみん?」


 あたしは息切れをしながら

 アサミンのほうを向くと…。



 あれ?



 ドレス…?

 

 『雅…あんたドレス』

 「……忘れてた。
  完全に忘れてたよ!!!!」

 『バカ――!!!』


 
 あさみんは、可愛いドレスを来ている。

 
 それとは反対に…
 
 着なれた制服を着るあたし。




 パーティーはドレス

 
 って言われてたのに…



 ギャーー…

 何してんのよ、あたしったら。