悲しいけど、おもしろい。





 
 
 龍は、光瑠くんをなだめていた。












 『あ!光瑠!衣装のサイズ合わせるってよ!』



 龍が光瑠くんに言った。



 『マジで?じゃぁ、雅ちゃん、あんこチャン、またね☆』


 

 『あ、雅…文化祭の日、楽しみにしてろよ』


 

 そう言い残して、行った。






 何?


 俺が執事になるからってこと?





 もぅ、知っちゃったわよ?




 あたし。