愛誓 ~アイチカ~


2年2組の靴箱周辺にはほとんど人がいなかった。

あたしは自分の出席番号の靴箱を探した。

女子で6番のあたしは、運悪く靴箱が列の1番下。



はぁ~?
これから1年、学校来るたんびにしゃがまなきゃじゃん…。


泣きそうになりながらも、しゃがんで靴を入れた。

そしてしゃがんだままバックから上履きを出して、下に置いた。



『はぁ―――………』



ため息をつきながら上履きを履くために立った。



すると――――――…………