「無理…すんなよ……
まだ、体震えてんぞ…
ごめんな、守ってやれなくて……」
声が枯れていたからか、切なそうに聞こえた
全然、気付かなかったけど、体震えてたんだ……
体が震えているのを自覚した途端、急に力が入らなくなり、足元から崩れ落ちた
「翠!?」
驚いたのか、朱后の腕に力が入る
「ははっ……
なんか…力入らないや……」
苦笑いする私に、心配そうな顔をする朱后
「本当、ごめん……
とりあえず……坂之上達とかと一緒に、外にいて?
蒼もつけとくからさ」
自分の上着を私にかけて、ニカッと笑う朱后に、心配そうな視線を送る
「だーいじょうぶ!
もう殴らねぇよ!!」

