一度、ブルッと身震いして、高橋さんの方に向き直る
「あたしが、悪かったの…
あの時、憂を止めとけば良かった…」
高橋さんは声を震わせ、下唇を噛む
「別に、貴女のせいじゃない…
そんな計画をする、石森くん……
いや、翠ちゃんを守れなかった朱后くんが悪いの」
菫……
確かに、石森くんも高橋さんも悪くない
だけど……
「朱后も…悪くないよ……
朱后は、ちゃんと私に石森くんに近づくなって言ったもん…
それを守らなかった私が悪いんだよ…」
朱后は、悪くない…
そんな思いをみんなに伝えると、琥珀が急に明るい声を出した

