「翠ちゃん」 声がする方に、ゆっくりと顔を向ける 「…石森くん……」 朱后がいる屋上に行くって言ったから、殴られるかもしれないと思って心配してたけど…… 見た感じではどこも怪我してないようで、良かった… 「今日の放課後にさ……ちょっと一緒に行きたいところあるんだけど……いい?」 遠慮がちに誘われ、断る理由もないので、快くオッケーする 「よかった♪ じゃ、放課後ね♪」 石森くんはそう言って、自分の席に戻って行った 「ハァ………」 このまま、朱后と喧嘩したままなのかな……