ソラとクローバー☆もうひとつの『アルタイル』


そんな壁を壊したくて、つい焦ったのかもしれない。


「好きだよ」



つい出てしまった俺の言葉に、彼女は一瞬顔を伏せ、


「私も、好き」



ってつぶやいたんだ。



そして彼女は、俺の彼女……汐になった。