少しずつグレー色がひろがる空の中。 まるで少年の頃に戻ったように俺は視線をはしらせた。 そして・・・ あ・・・・ 「一番星、見っけ」 指を指して横を見ると、彼女は驚いたような表情をして・・・ ヤバッ。何俺普通に探してんだよ。 って思った瞬間、彼女は嬉しそうに笑ったんだ。 笑ったんだ。