「いいからお前は寝てろ」 先生の少し怒ったような声を最後にあたしは記憶が途切れた 先生…… 優しい人なんだね 生徒なら誰にでも優しいんだろうな でもあたしはそんな先生でも信用は出来ない どうせその優しさには裏があるんでしょ? そんな考え方しか出来ない自分に嫌気がさした でももう今更どうしよも出来ないんだもん… あたしは、そうする事で自分が傷つかないように生きてきたんだから