「…………」 「直人君みたいな脳なしの人となんか絶対結婚しないから!!次そういうことしたら、訴えるからね!!」 そして、足音が遠ざかって行くのが分かった。 あたしはその場で崩れ落ちた。 「莉紅!大丈夫か!?」 淳君はあたしのところに来ると、あたしの肩を抱いた。