「なんでもねぇ」




そして部屋に戻ったあたしたちは一休みした。




「疲れたね」




「お前は何にもしてねぇだろ?」




「アハハ、そうだった」



「ったく…」




淳君はため息をついた。



「でも、緊張した」




「俺もだよ」