すると。 「莉紅、何組?」 淳君がポケットに手を入れて聞いてきた。 「えっ?あ、淳君、あたしは7組」 「は?マジ?やっぱ離れたな」 淳君が言った。 「淳君、何組?」 「俺?2組」 淳君があたしの肩を抱いて言った。