「ほ、本当に?」
「間違いないよ。これ、おもちゃじゃないって」
「そ、そんな……」
銃の危険性は知ってた。
よくテレビで人が殺されてたから。
だけど……なんでここにあるんだろう?
いやこの銃って何?
まさかお兄ちゃんが?
「おい、しっかりしろ」
「あ、うん……」
「どうする?」
「警察かな?」
「そんなのに話したら大変な事になるって!」
皆が騒ぎ立ててどんどん分からなくなる。
そして僕達は見なかった事にして銃をしまった。
「………………」
もう誰も言わない。
楽しかった時間は終わったんだ。
「なぁ……」
そんな中、一人が提案する。
「おっちゃんに聞いてみない?」
「え?」
「おっちゃんなら何か知っているかも」
「で、でも……」
「だってそうしないと、怖いじゃんか」
確かに怖い……
だけど、怒られるのは僕なんだよな……
でも……
「……もうすぐおっちゃんの仕事が終わるし、そしたら行こうか?」
皆が頷いた。


