今日も何も見出せず過ぎていく……。
未だ……お兄ちゃんはベッドの上から動けずにいる。
まるでここから離さないかのように、体を固定しているんだ。
リハビリなんて、夢のまた夢だ。
なのにお兄ちゃんは誰も責めず、自分の責任だとノートに小さく書いて皆に見せる。
ボクは悔しい!
なんで……なんでお兄ちゃんだけがガンになるんだ!!!!
あの笑えた日々は……?
毎日がお祭りのようだった……あの日々は?
部屋という部屋で響いたこぼれる笑顔は返らない……
お兄ちゃんを救えたら……戻る?
なら………………
ボクは捜してやる……!!
皆が笑える道を。


