雨に恋した華

「あたしが好きなのは、虹ちゃんだけだよ……。この気持ちは、何があっても絶対に変わらない……」


しばらく黙っていた虹ちゃんは、小さなため息を漏らした。


「あの時の事、言い訳しに来たんじゃないの?」


そう言った彼は、心無しかさっきよりも穏やかな口調になっている。


「言い訳よりも、自分の気持ちを伝える方がずっと大事だと思ったから……。誤解されたままなのはわかってるけど、今更言い訳はしない」


あたしは虹ちゃんの瞳を真っ直ぐ見つめ、静かに告げた。