雨に恋した華

ベッドに潜り込んだまま、これからの事を少しだけ考えてみたけど…


気力を失ったあたしは、もう何もする気になれなかった。


たかが失恋くらいで、情けないのかもしれない。


だけど…


自分(アタシ)の中で大きくなり過ぎていた虹ちゃんの存在が、あたしをこんな風にさせるのなんて簡単な事だった。


ちゃんと理由を訊いて欲しかった。


せめて、言い訳くらいさせて欲しかった。


あんなに一緒にいたのにそれすら出来なかった事が、すごく悲しかった。