雨に恋した華

虹ちゃんにも、昨夜から何度も電話を掛け続けていたけど…


どんなにコールを鳴らしても、彼は電話に出てくれなかった。


何通も送ったメールの返事だって、一通も届かない。


それでも、ただ泣いているだけで迎えた朝はちっとも現実味が無くて、昨日の出来事が現実だと思えない自分(アタシ)がいる。


どうせなら、悪い夢であって欲しい。


例えそれが、どんなに儚い願いだったとしても…


一晩中泣きじゃくりながら、そう強く願わずにはいられなかったんだ…。