雨に恋した華

「無防備だって言われても仕方がないと思うし、別に否定するつもりもありません……。でも……」


あたしはそこまで言うと、言葉に詰まった。


後に続く言葉が喉元で引っ掛かって、ちっとも出て来ない。


不安な気持ちがそうさせているのかもしれないけど、このまま黙っている訳にもいかない。


それでも口を開けずにいると、今まで黙っていた虹希さんがため息をついた。


そして、あたしの事を促すような表情を見せながら、ゆっくりと口を開いた。


「でも……?」