虹希さんは玄関のドアに寄り掛かると、面倒臭そうに腕を組んだ。
相変わらず冷たい表情をしたままの彼に、壁を作られているように感じていたけど…
あたしはそれに気付かない振りをして、ゆっくりと口を開いた。
「あたし……」
たった一言発しただけなのに、喉の奥で何かが絡まるような苦しさを感じて、もう一度深呼吸をした。
そして…
「ずっと前から……虹希さんの事を見てました……」
再び虹希さんの瞳を真っ直ぐ見つめながら、そう言った。
相変わらず冷たい表情をしたままの彼に、壁を作られているように感じていたけど…
あたしはそれに気付かない振りをして、ゆっくりと口を開いた。
「あたし……」
たった一言発しただけなのに、喉の奥で何かが絡まるような苦しさを感じて、もう一度深呼吸をした。
そして…
「ずっと前から……虹希さんの事を見てました……」
再び虹希さんの瞳を真っ直ぐ見つめながら、そう言った。



