雨に恋した華

「大丈夫です」


笑顔で答えると、虹希さんがホッとしたような笑みを浮かべた。


そんな彼を見ながら、言葉を付け足す。


「むしろ、迎えに来て貰っちゃってごめんなさい」


「気にしないで」


虹希さんは笑顔で言った後、あたしにシートベルトをするように促した。


「じゃあ、とりあえず行こうか」


「はい。そういえば、どこで勉強するんですか?」


頷いた後で疑問を口にすると、虹希さんはニッと笑った。


「家(ウチ)♪」