雨に恋した華

「もしもし?千晶?」


「うん!ずっと電話出来なくて、ごめんね」


開口一番謝った千晶は、携帯を家に忘れたまま家族で出掛けていたと言った。


「散々買い物に付き合わされて、やっと帰って来れたんだ」


「そっか。今は大丈夫?」


「うん。それより、何か嬉しそうじゃない?イイ事でもあった?」


鋭い千晶は、すぐに気付いたみたい。


「うん♪」


「何があったの?」


あたしは、昨日と今日の出来事を事細かく千晶に報告した。