雨に恋した華

家の前まで送ってくれると言った虹希さんに丁重に断って、近所の公園の前で車を停めて貰った。


「本当にここでイイの?」


「はい。もう充分です!」


虹希さんに笑みを向け、助手席のドアを開けて車から降りた。


「ありがとうございました」


あたしがお礼を言うと、彼はニッコリと笑った。


「明日、2時にここに迎えに来るから」


「はい」


あたしは笑顔で頷きながら返事をした後、もう一度丁寧にお礼を言ってから虹希さんを見送った。