雨に恋した華

虹希さんの事を訊けば訊く程、彼に惹かれていく。


もっと知りたい……


そんな気持ちばかりが先走るせいで、時間が過ぎるのが早く感じてつい焦ってしまう。


「虹希さんの誕生日って、いつですか?」


「俺は11月生まれだよ。てか俺、さっきからずっと質問攻めにされてるよね……」


苦笑しながら言った虹希さんは、小さく笑ってあたしを見た。


「あっ、ごめんなさい……」


彼に呆れられたと思ったあたしは、小さく謝ってから黙り込んでしまった。