「・・・は、はは・・・嘘・・だよね?」

私は

引き攣った顔で

〔聖美〕に聞いた

『嘘だったらここにはいないわよ・・・フフフッ』

〔聖美〕は

サクッサクッと

雪を踏みながら

私に近づいてきた