荊姫~第二章~

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「……ほぅ、ではこの少年のことも覚えとらんのだな?」

「…は、はい」

「………」

今、來菜が連れてきた医者に

ユキを見てもらってる

「どうですか?」

「むぅ……外傷は特には見られんのだが…」

「………」