空になりたい。

清水は何も悪くない。






わたしが無神経だったんだ。






自分のことしか考えてなかった。






自分が良ければ、






それでいいって・・・





ホント、バカ。






自分に嫌気が差す。






「俺、諦めない。


椎名にその気は無くても。


俺は椎名のことこれからも思ってるから。


それだけは忘れんなッ。」






清水はドアに手を掛けた。