私は全てを奈々子に話した。



「古城君が・・そんな事を・・」


「うん・・それでね、奈々子に心配かけたくなくて・・」


「柚姫ってば・・確かに心配はしたかもしれないけど・・けど、何もなくて良かった」


「黙っててごめんね・・」


「ううん・・話してくれてありがとね、柚姫」


「奈々子~っ」




私達は学食で抱き合った