「・・・ん-・・」



朝の眩しい光が、カーテンから差し込む




「・・・あれ・・私,そのまま寝ちゃったんだ・・」


横を見ると、綺麗な寝顔の來人がいた




安心出来る・・。



來人を起こさないように,そっと部屋を出て、リビングに降りた。




李斗さんが朝食の準備をしてくれて,志十がパンを頬張っている



「おふぁよ~」

パンを頬張りながら挨拶をする志十



「おはよっ」


それが可愛くて,笑顔で応えた



「・・・・・・・」

そんな私をじ~っと見る志十



「な、何??」


「柚姫が幸せそうに笑ってる」


「え??ダメなの??幸せなんだけど・・私・・」


パンにジャムを塗りながら言った



「べつにー。」


少し頬を膨らまして応えた



「なんなのよ~朝からっ」


パンを一口かじった。