「お前に女を取られた復讐だよ」
「は??」
「來人もうやめて!!」
私は,古城君の胸ぐらを掴む來人の腕を掴んだ
「どういう事だよ」
來人の声がだんだん低くなる
「てめぇの存在があるから、俺に寄ってくる女が皆「池原君池原君」って・・・ふざけやがって・・」
少し悔しそうな顔をする古城君
「なるほどな・・つまりお前は俺に嫉妬してんのか??」
「ふざけんな!!」
いきなり古城君の拳が來人めがけて飛んできた
だけど來人はそれを上手く交わし、胸ぐらを掴んだまま、古城君をフェンスに押し付けた
ガシャーン!!!
「っウ!・・・」
「ならお前が柚姫に近付いた理由ってのは、はなっから俺に恨みがあっての事か??ああ??」
「ああそうだよ。お前からこの女を奪って、お前が悔しがる顔を拝んでやろうと思ったんだよ・・」
鼻で笑う古城君
來人はその言葉を聞いた後すぐ、古城君の頬に思いきり拳をぶつけた
「來人!!」
古城君は地面に倒れこんだ



