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私たちが李斗さんの話をしていると、家の電話が鳴った




「はい、池原ですが・・・」


東條さんが電話を取り話す。


電話の相手は・・・


「李斗様!!ええ・・はい・・はい・・わかりました」


李斗さんだった。



「では、そのようにお伝えします。はい。失礼します・・・」


東條さんがゆっくり受話器を置く。




「東條、兄貴から??」


來人が聞く


「はい。明日の月曜日に、皆さんと外食をされたいので、それを伝えておくようにと・・・」


「何だよ改まって・・兄貴のやつ・・・」


「お見合い相手であります"植野院沙耶(ウエノインサヤ)"様に皆さんをご紹介したいとの事です・・・。」


「それって・・・」


「はい。正式にご婚約をされたそうです・・・」



そう・・それは・・・



お見合いが上手くいったとの知らせでもあった・・・。