「あ、あの~・・・」
「真中さん!!!!」
「は、はい!!」
今度はピンクの麻子さんが睨み付けてきた。
「今回、やっとこの行事を復活させる事が出来たのですわ!!正々堂々と勝負しなさい!!」
「いや・・・正々堂々って・・・私、関係ないですし・・・」
「関係ありましてよ!!いいですか真中さん!!池原來人様は、私達のどちらかの婚約者となるべきなのです!!それをあなたが婚約を交わしたとなれば、勝負しかないですわ!!」
「そうですわよ真中さん・・大人しく勝負を認めなさい!!!!」
奈緒さん復活・・・
「いや・・だから・・・」
その時―――――。
"ガラー!!"
「ら、來人・・・」
形相を変えた來人が立っていた。
「なんだ、柚姫も来てたのか・・やっぱり、これの事だよな??」
來人はあの「お知らせ」の紙を持っていた。
「う、うん・・・ってか來人・・・」
怒ってる?!



