―――――次の日、事件起きました。


それは学際が明日に迫った朝。



「柚姫、体調は大丈夫??」


「うんっ!!奈々子にも心配かけちゃったね・・ごめんね??」



私は、奈々子に昨日の事を謝った。




「柚姫が無事なら良かったよ・・」


「奈々子・・・ありがとう」




すると遠くから・・・




「柚姫さーーん!!!」




同じ学科の女の子が私を呼んだ。




「どうしたの??佐藤さん・・」


「あ、あのね・・ハァ・・ハァ・・」



結構走って来たんだろう・・息切れをしていた。



「大変だよ!!これ・・さっき張り出してたんだけど・・・」



佐藤さんが手にしていたのは、「お知らせ」と書いてあった紙きれだった。